盛岡ガス株式会社
事例紹介2023年12月18日
「地球環境に配慮しながらインフラを支える」点に惹かれて
盛岡ガス株式会社 営業部 リフォーム課
鈴木 有彩(すずき ありさ)さん
(2021年4月入社・新卒)
料理教室の参加者との交流が楽しい
岩手県内のインフラ業界で働きたいと思い盛岡ガスを見学した際、和やかな雰囲気で働きやすそうに感じたことが、入社を希望した理由です。最初は料金課に配属され、料金のお支払いに関してお客さまの対応をしていましたが、2年目に現在の部署に異動になりました。ここでは「ショールーム企画係」として、社屋内のクッキングスタジオで開催する料理教室の運営や、ショールームにいらっしゃるお客さまへの対応などをしています。
もともと料理が好きで、料理教室に関わる仕事には興味がありました。実際にやってみると、教室の参加者の方々と交流ができたり、他の部署ではできない仕事を経験できたりと、日々楽しいです。
逆に大変だなと感じることは、先生方や参加者の方々との事前のやりとりです。連絡ミスや確認モレなどがないよう、細かい配慮を心がけています。例えば、料理教室の参加者は抽選で決め、当選した方にお知らせするのですが、以前、当選者の方にお知らせするハガキがお手元に届いていなかったということがありました。それ以来、お知らせはハガキとメールの二重に行なうように変更しました。
今年5月に「SDGs宣言」を発表
インフラ業界を志望したのは、大学の卒業論文で「洋上風力発電」をテーマに研究するなど、再生可能エネルギーに興味があったからです。うちの会社は盛岡で都市ガスを提供している唯一の企業であること、供給しているのは環境負荷の少ない天然ガスが原料のガスであることが、企業として「強み」だと感じています。
以前から地球環境に配慮した取り組みを行なっていますが、今年5月にはさらに、「地域環境への貢献」「地域社会への貢献」「働きやすい職場環境の推進」をうたった「SDGs宣言」を発表しました。その前年には、自社の給湯やガス空調などで使う都市ガス量に相当する「カーボンニュートラルLNG」の受け入れ・供給を開始しており、「地球環境への貢献」として二酸化炭素排出量削減に取り組んでいます。
社員の仲が良く、和やかな雰囲気
うちの会社には私と同じ20代が十数人いますが、30代がとても少なくて、先輩方とは年が離れているんです。でも、雑談や仕事上の相談など、年齢差を感じることなく何でも話すことができ、助かっています。他の社員同士も年代に関係なく仲が良いので、それが、私が会社見学のときに感じた「和やかな雰囲気」をつくりだしているのかもしれません。
また、今の部署では残業がほとんどなく、プライベートの時間を確保できている点も魅力。おかげで片道1時間ほどかかる市外の実家から通勤していますし、休日はゆったり趣味の時間を楽しんでいます。入社前に「残業も少なく、休暇もとりやすい」と聞いたときには、実は「本当かなあ」とちょっと疑っていたのですが、実際19時過ぎまで残っている社員はほとんどおらず、納得しました。また、取引先や現場も盛岡市内ですので、盛岡に生活基盤を置きたい人にはぴったりの職場だと思います。
今後は、ガスの機器や配管の設計・工事に関わる仕事を経験し、ガスの供給の知識を深めることが目標です。会社では、部署に関わらず社員全員が交替で土日祝日の電話当番や夜の宿直を担い、女性の私は月1回程度土日祝日の電話当番をしていますが、知識が足りないためガス機器に関する問い合わせなどに一人で対応できないことがあるんです。今は当番課長に相談しながら対応していますが、自分だけで対応できる事案を少しずつ増やし、お客さまの暮らしを支えていきたいです。